八高支ライフ

2021年11月の記事一覧

生徒会役員改選立会演説会・投票

 生徒会役員の改選にともない、立候補者の立会演説会と選挙を行いました。旧役員が中心となり選挙管理委員会を設置し行われています。
 立会演説会では、「明るく元気な学校にしたい」「生徒主体の行事を企画したい」「よりよい校則を生徒で話し合って提案したい」など、生徒主体の学校にしようとする意欲的な発言がたくさんありました。
 投票では、選挙管理委員会から実際に選挙で使われる投票箱を用意しました。また、教員が投票する様子を編集したビデオを見てルールや手順を学習してから実施しました。会場は厳格な雰囲気でしたが、手順にそって正しく投票をする体験をすることができました。

  
  

デーリー東北新聞感想文コンクールの表彰

デーリー東北新聞に掲載された「日赤の医師らに感謝」という記事を読んで書いた感想文が「第12回デーリー東北新聞感想文コンクール 高校生の部」において入賞しました。全校集会で表彰状の授与を行いました。
 作文は苦手のようでしたが、コロナ禍における医療現場の実情と自身の体験を重ね合わせながら考え、自分の思いが伝わるように何度も推敲しながら文章にしたそうです。

以下は、入賞した感想文の一部抜粋になります。

「日赤の医師らに感謝」の記事を読んで

僕は726グラムでうまれた。726グラムといったら、りんご二個分ぐらいの重さらしい。この記事を読んで日赤病院の医師が患者さんを勇気づけたことを知り自分が生まれた時のことを思い出し、母へ当時のことを聞いてみた。

 自分で呼吸ができないため、人工呼吸器を使用し、在宅療養の状態であった。

 その当時2才と4才だった姉と兄はさびしい思いをしたと思うが、僕を大事にかわいがり、僕が注射をする時などは励ましてくれていたそうだ。母は、3時間ごとに母乳を絞り、冷凍し岩手医大に送っていた。母乳は、その時期の子供にあった栄養が含まれているから飲ませたかったそうだ。僕が入院中、母は抱っこしてあげられないことに罪悪感を感じていたが看護師さんが一番かわいいから抱っこしてあげるよと言ってくれたのでうれしかったそうだ。

少し泣いただけでチアノーゼとなり鼻水くらいの風邪でも死に至るかもと言われていた。きっと母は死なないでと言う気持ちで、大丈夫かなと日々心配していたのかなと思った。

 僕は、今はご飯も食べることができて、運動もできて、元気に生活できているので、ありがたいと思った。岩手医科大学付属病院の人のおかげで今の人生を歩んでいけるのだと思った。本当に感謝してもしきれないと思った。

 夏休みに祖母の妹に会った。僕は祖母の妹に会うのは小さい頃以来なので、記憶になかった。祖母の妹は僕を見て、ものすごく感情を込めて「でかくなったな、今何年生?」と言った。祖母の妹の言葉からも、僕が本当に小さく産まれて、いろいろな人が心配していたのが分かった。

この記事を読んで医者はすごいと思った。コロナ禍の今はどんどん陽性者が増えて医療は大変だと思う。母だって看護師だ。僕の命が助かったようにいろいろな患者を助けたいと思っていると思う。

 今度は僕が母や医療従事者のみなさんを励ましたい。フレー、フレー、医療事業者のみなさん、応援しています。頑張ってください。

1学年実習報告会


 先日、産業科1学年の実習報告会を行いました。
 1学年の実習期間は、10月28日から11月2日までと11月4日から11月9日までで、2期に分かれて実施しました。
 今回は、初めて一人出勤する現場実習となりました。
 春の科集会で1学年の生徒の実習の目標「知る」という話をしました。今回の実習を終えて、仕事とはどんなものか、自分の今の力、どんな実習先があるかなど、今回、様々な「知る」を体感できたのではないでしょうか。
 それぞれの課題について、次回の実習までに改善できるように頑張ってほしいと思います。
    

生徒会改選選挙運動

 生徒会に立候補した生徒が、昼休みにホールで演説をしています。「挨拶のある明るい学校にしたい」等、やりたいことを意欲的に発表していました。多くの生徒が立ち止まり、真剣に話を聞いて応援していました。

 

美術 紙版画「自画像」

 生活コースの美術では、自分の顔写真に顔の各パーツを貼って紙版画を作成しました。それぞれ顔の特徴が出た素晴らしい版画に仕上がりました。