八高支ライフ

八高支の様子をお知らせします

2学年進路学習「会社で働く先輩に学ぶ」を行いました

 8月31日(金)、卒業後の社会生活、職業生活をより具体的にイメージできるようになるために、八高支を卒業して一般事業所で働く先輩2名を講師に招き、現在の生活について話を伺いました。
 一日の生活の流れや仕事の内容、仕事での楽しいことや大変なことなどの話の他、後輩へ向けて、「挨拶、返事、報告をしっかりできるようになって欲しい。初めての仕事を少しずつ覚えて、どんなに失敗してもあきらめずに最後まで頑張って欲しい。」「学校にいる間に言葉遣いや態度を直して仕事に行く体力も付けておいた方がいい。」といったメッセージも話されました。
 実際に社会に出て働く先輩の生の声を聞き、生徒たちからは、「挨拶を頑張りたい。」「長時間仕事をしていてすごい。自分もまだまだなので先輩たちみたいに頑張りたい。」「態度や言葉遣いを日頃から気を付けて生活したい。」といった感想が聞かれ、高校卒業後の生活について考える良い機会となりました。

  

救急救命法講習会及び性に関する指導研修会について

 夏季休業中にタイトルにある2つの講習会及び研修会を行いました。
 救急救命法講習会は、全ての教職員が緊急時に必要な手当ができるよう、毎年教職員全員を対象に実施しています。今年は、八戸消防署鮫分署員の方を講師に、一次救命処置や熱中症への対処等の講義・演習を行いました。
 性に関する指導研修会は、「特別支援学校(知的障害)における性に関する指導について」というテーマで、千葉県立柏特別支援学校の養護教諭である髙瀬先生を講師に迎え、8月20日に開催しました。本校教職員だけでなく、保護者や八戸市内の特別支援学校教職員も多数参加しました。将来を見据えて、大人としてふさわしい行動を身に付けることができるような指導の必要性や、保護者との連携の重要性を改めて感じる研修でした。 

    

学校参観研修がありました!

 8月30日(木)、特別支援学校初任者研修の学校参観研修が本校で行われました。
 八戸市内の3校と七戸、むつの特別支援学校から初任者と指導教諭が集まり、研修を行いました。校内見学では、本校の大きな特色である、就労に向けた具体的な学習を行うことができる施設・設備に驚きの声が上がりました。また、各校の初任者から就職率は?専門的な内容の指導を行うための職員の研修は?などの質問が出され、本校初任者が懸命に応えていました。
 研修終了後には、校内カフェにて産業科生徒の接客サービスを受け、楽しいひとときを過ごすことができました。

  

産業科実技試験を行いました!

 夏休み明け間もない8月23日(木)と24日(金)に、産業科1・2年の実技試験を行いました。生徒たちは、食物・被服・生活の3つの分野について、夏休み前までの授業で学習したことを休み中に自宅で復習し、テストに臨みました。

 1年生は、おにぎり・浅漬け・目玉焼きづくり、バンダナを使った巾着づくり、廊下の雑巾がけ、2年生は、冷やし中華づくり、ボタン付けと鉢巻縫い、トイレ掃除を行いました。猛暑の中での試験になりましたが、生徒たちは真剣なまなざしで各試験に臨んでいました。


 7月に実施した定期テストでは、各教科の基礎内容の定着を計ることを目的としましたが、今回は将来の自立した生活のために、実際に役立つスキルの向上をねらっています。これからも卒業後に使える力をつけていきたいと考えています。
     

卒業後の生活を見据えた指導についての検討会

 本校では昨年度の開校以来、卒業後の職業的・社会的自立を目指した学習指導のあり方について検討を行っています。今年度は三八地域の一般事業所85社、福祉サービス事業所71ヶ所に御協力いただき、「卒業後の社会生活を送る上で必要な力」についてアンケート調査を行いました。
 8月8日(水)、アンケート調査の結果に基づき、社会が求める力を在学中に身に付けていくために、どのような指導を行っていったら良いかについて話し合いを行いました。「普段の指導を充実させていってはどうか」という意見や、「新しくこんな学習を取り入れてみてはどうか」といった意見が活発に出されていました。
 今回話し合われた意見を更に具体化して、夏休み明けからの学習に反映させていきたいと思います。