八高支ライフ

普通科校内実習について1(木工班)

 普通科では、5月20日(月)~31日(金)までの2週間、校内実習を実施しています。この校内実習は、午前、午後ともワークラーニングとなり、校内で2週間働く体験を通して、「働く」ことに対する基本的態度を育てることを目的に、毎年実施しています。

 普通科ワークラーニング木工班では、へら、箸の製品作りに向けて、1週目は1年生に、それぞれの製品作りに必要なことを、工程ごとに分けた練習課題に取り組みました。例えば、糸鋸を使った作業では、まっすぐ線に沿って切ることからスタートし、少しずつ曲線が入った線に取り組む等、生徒の実態に合わせて課題をステップアップしていきながら取り組んでいきました。このほかにも、やすり掛けやかんな掛け、ベルトサンダーでのやすり掛け等々、製品作りに必要なことを、一週間かけてたくさん学んでいきました。

 

 2週目は、1週目で学んだことを実際に製品を作りながら、理解を深めていきます。1年生にとっては、初めての製品作り。失敗しないように慎重に取り組んでいましたが、1週目で学んだことを押さえて、良い製品を作ることを意識しながら取り組みました。

     

 今回の2週間の校内実習を通して、木べらや箸等、1年生が丹精込めて作った製品がたくさん完成しています。完成した製品は6月28日(金)の産業科校内カフェと一緒に開かれるアンテナショップで販売する予定です。もし、よろしければ、実際に手に取ってご購入ください。